新入社員研修

1.DMG森精機マシニングセンタを対話モードで使ってみる

当社のマシニングオペレータとして仕事をするためには、工作機械を自動で動かすためのプログラムを作る必要があります。

いきなり機械の前に立ってさあどうぞと言われても、ボタンだらけでなんのこっちゃワカラナイと思うので、まずはパソコンで加工をシミュレーションしてみましょう。

今回は専用のソフト「MORI-APM」というもので、模擬的に板材の切削加工をやってみましょう。

画面のMORIAPを立ち上げましょう。

こんな画面がでてきましたか?

「O番号」欄の「O0034」をクリックしてみてください※最初のOはオーです、オーゼロゼロサンヨンです。

何やら細かい項目が色々とありますが、とりあえずデモでメーカーさんが作ってくれているので、そのまま「プログラム終了」をクリック(F9押すでもオーケーです)

いよいよプログラム作成です。「NC文作成」をクリック※NC文というのが俗にいうプログラムというやつです。

「実行」を押すと一瞬画面が切り替わって、元の画面に戻りましたね。

今の作業でこんなNC文が作成できました。ちなみに昔はこの文字全部手で打ち込んでいました(笑)

このNC文が保存されているファイルのディレクトリ(場所)はここから確認できます

NC文ではなんのこっちゃわからないので、目で見て確認(シミュレーション)しましょう。

「描画」をクリック

画面のブロックをドラッグしてグリグリ動かせることを確認してから

「開始」ボタンクリック

棒みたいなのがウネウネ動いて板がえぐれているのが確認できます

この棒が刃物、板がワーク(作ろうとしている製品)です。

例えデモであっても、機械にこのNC文を読み込ませると、機械はこの通りに動きます。

簡単ですよね(*^^)v

今回はデモでシミュレーションしてみるということで、おおよその流れはつかめたでしょうか?

それでは次回以降、細かく見ていきたいと思います。